12.31.2011

thank you!!








2011年も本日で終了し、新しい一年がまたスタートします。
今年は3.11東北大震災が起こり本当に胸の痛む事ばかりでした。

現地へ足を運ぶ友人や知人もいたりと、自分の不甲斐なさや力足らずな事を痛烈に感じました。
その上で一年を通して本当にこれからの自分や環境、社会の事も今迄に無いほど改めて真剣に考えさせられました。

何が出来るのだろう。。。

でも結局答えは見つからないし、出来る事も限られています。
ただ、自分の中では今迄通りの事を今迄以上にやっていく事位しか今の所は出来ません。

音楽を通して何か出来る事、伝えられる事をより具体的にもっと説得力を持ちたい。そう思った一年でした。

幸いな事に今年は今迄以上に色々な場所やパーティーでプレイする機会を戴き、それぞれの場所で精一杯ナニカを感じて貰える様プレイさせていただきました。
そして、各現場ではそれぞれ得られるものや感じる事が違い、大小関わらず大切な経験をさせてもらえました。

そういった中で、今年でさらに再確認し、思いが一段と強くなった事、一番大切にしている事。

それは、自分がプレイする事やパーティーをしていく事で、自分も含めたフロアに居るヒトの色んな交錯する思いや様々な人生、感情、そういったそれぞれのライフスタイルにフィットしたDJで在りたい。という事。


そんな想いの中で一番心に残った事は、何人にも「自分がやっているパーティー」があって良かったよ!何度も助けてもらったよ!なんて嬉しい言葉を聴けた事です。
勿論ソコに関わる相方や箱のスタッフ全てのヒトで作られた一晩ですから自分だけの力ではありません。
そして、僕も同じ様に何度も音楽やパーティーに救われてます。
だから、本当に心からこちらこそありがとうございますと伝えました。


そんな一年でしたが、まずはこの機会を与えて下さった、オーガナイザー、プロモーターの方々へ感謝。
そして何より自分のプレイを場所やパーティーに関わらず聴きに、遊びに来てくれた方々へ感謝です!

来年も新たな動きを自分もしていく予定ですので引き続き宜しくお願い致します。

Mix CDリリース、New Party、それに伴ってアーティストの招聘等も力を入れていく予定です。
また、積極的に県外でのプレイもしていく予定ですのでサポートを是非とも宜しくお願い致します。

2012年が皆様にとってより良い一年であります様。。。

より良い音楽生活を♪

NITAN

*Whitney Houston - Love Will Save The Day (Morales/Jellybean Classic House Mix)


*Gil Scott-Heron & Jamie xx - Il Take Care Of You


love you all...

12.05.2011

Don't Give Up!!




昨年の作品ですが大御所"Herbie Hancock"が『Imagine Project』と題して、“平和と地球規模の責任”をコンセプトに掲げ、世界の名だたるミュージシャンとレコーディングしたアルバム。

参加するアーティストは、国境・ジャンルを超えた豪華なメンバーで、"P!NK"や"Jeff Beck"、"John Legend"、"K'Naan"、"Los Lobos"、"The Chieftains"、"Ravi Shankar"、"Chaka Khan"、"Wayne Shorter"等、ハンコック自身が彼らの元を訪れセッション、録音して完成したアルバム。
とんでもなく壮大なプロジェクトでカバー曲ですが素晴らしい出来だと思います。

最近、久しぶりに聴いて響いたので。。。





『Imagine Project』

1. Imagine Intro (Featuring Pink and Seal)
2. Imagine (Featuring India Arie & Jeff Beck)
3. Don t Give Up (Featuring Pink and John Legend)
4. Tempo De Amor (Featuring Ceu)
5. Space Captain (Featuring Susan Tedeschi and Derek Trucks)
6. The Times, They Are A Changin (Featuring The Chieftans and Lisa Hannigan)
7. La Tierra (Featuring Juanes)
8. Tamitant Tilay/Exodus (Featuring K Naan and Los Lobos)
9. Tomorrow Never Knows (Featuring Dave Matthews)
10. A Change is Gonna Come (Featuring James Morrison)
11. The Songs Goes On (Featuring Chaka Kahn, Anoushka Shankar and Wayne Shorter)


*Herbie Hancock - Don't Give Up ft. Pink and John Legend



In this proud land we grew up strong
we were wanted all along
I was taught to fight, taught to win
I never thought I could fail

no fight left or so it seems
I am a man whose dreams have all deserted
I've changed my face, I've changed my name
but no one wants you when you lose

don't give up
'cos you have friends
don't give up
you're not beaten yet
don't give up
I know you can make it good

though I saw it all around
never thought I could be affected
thought that we'd be the last to go
it is so strange the way things turn

drove the night toward my home
the place that I was born, on the lakeside
as daylight broke, I saw the earth
the trees had burned down to the ground

don't give up
you still have us
don't give up
we don't need much of anything
don't give up

'cause somewhere there's a place
where we belong

rest your head
you worry too much
it's going to be alright
when times get rough
you can fall back on us
don't give up
please don't give up

'got to walk out of here
I can't take anymore
going to stand on that bridge
keep my eyes down below
whatever may come
and whatever may go
that river's flowing
that river's flowing

moved on to another town
tried hard to settle down
for every job, so many men
so many men no-one needs

don't give up
'cause you have friends
don't give up
you're not the only one
don't give up
no reason to be ashamed
don't give up

you still have us
don't give up now
we're proud of who you are
don't give up
you know it's never been easy
don't give up
'cause I believe there's the a place
there's a place where we belong...

Great!!

11.26.2011

*The Whispers - And The Beat Goes On


*The O'Jays - I Love Music

11.22.2011

DJ NITAN New Chart!!

*Maceo Plex - Ain't That Love
まずは、購入時の試聴でも一発で決めたコレ!
モノ凄くDEEP HOUSEです。笑



*Shimmy Sham Sham - Shimmy Sham Sham 004(side B)
それからコレ!音源のリンクが無かったのですが"Nina Simone"の"Funkier Than A Mosquito's Tweeter"をネタに使用したアフロトラック。
個人的に"Nina Simone"のネタ使いトラックはいつも気になる。。。のでチェックしてしまうんですがこれもナイスでした!

*V.A - Luv. Three(Side A)
これはちょっと前ですが"Love Unlimited Vibes"レーベルからの第3弾。第1弾もかなり好きで購入したのですが、今回もゲット。
何かのネタを使用していてEDITモノなんですが前回同様非常にクオリティの高く、セクシーなボーカルがたまらなくなるトラック。
音質もグッドで要チェックです。



*Giorgio Luceri - Far Away
これは4曲入りのEPなのですが全トラックDEEPで上質。
ビートダウン系のレーベルみたいで全曲BPMは遅めで、ゆらゆらゆらぐ感じのトラック達。自分は特にこの音楽性の高くセンスの良い、トラックに引っかかりGET!



*The Project Club - Field Of Dreams (D-Pulse Remix)
そして、コレ!
視聴がレコ屋で出来て本当に良かったと、思います。
特にこのRemixがGOOD!!最初から最後まで非常に完成された楽曲です。
個人的に"D-pulse"は以前発売された"VELOCITY OF LOVE"が気にいり注目しているアーティストです。
バレアリックなトラックで野外で聴きたいナイストラック!
Project Club - Fields Of Dreams (D-Pulse remix) by D-Pulse


*Mikkel Metal - Gavin
ここ数年調子の良い"Echocord"からのリリースされた、空間的なトラックで音の良い、シッカリとメリハリが会って輪郭の出るハコで聴くと最高でしょうね。
これもまた、モノ凄くDEEPでシリアス。シンセのフレーズがどこか切ない感じがします。



*Scott - Suicide Björn
音源見つからず。。。
一風変わったリズムが印象的で、パーカッシブで走っていて、シリアス、スリリングな感じが気に入ってます。


*5 King's - I Want U (Dub Version)
往年の名曲"Marvin Gaye"の"What's Goin' On"と"I Want You"ハウスリミックスした盤。
"I Want You"のリミックスが、シンプルでお気に入りです。




*HAWABIZA PROJECT FEAT GRETCHEN RHODES - It'S A Feeling
久しぶりにチェックした"Citydeep"レーベル。老舗のレーベルじゃないかな。昔でた"This Love"が個人的にも大ヒットしました。
今回はパーカッシブなトラックで、後ろで薄っすらと鳴る弦楽器や鍵盤、語り調の女性ボーカルもまた、心をくすぐるナイスなトラックです。
非常にダンサブルでベースラインもたまらない、グッドなトラック。



*WAREIKA - FLOORS EP(1st Floor)
この"WAREIKA"というアーティストは以前より注目していて、非常に上質で音楽性の高い楽曲をリリースしていると思います。
今回は超DEEPでBPMも遅めですが、スモークもくもくの中でがっちりハメラレタイナイストラック!


Special thanks... any more one from Kagoshima City!!


Next Play is ”Lyvin"!!>>>

11.19.2011

NEXT "Lyvin"





"Lyvin"
2011.12.22(thu)at.TIMELESS
Open 22:00 - Depending ou you!? Fee.1,500(W/1D)
Dance music by DJ HAEO & DJ NITAN

11.17.2011

Party is...

パーティーとは何でしょうか?
先日自分とは少なからず縁のある、福岡の某CLUBが営業を停止に追い込まれたとの情報を耳にし、色々と考えさせられる。
しかしながら主観ではあるけど大阪や福岡、営業停止に追い込まれているハコは大抵評判が良い場所であったりする。
少なくともその場所はとても良い場所であるとの噂、そこで働くスタッフの方はとても良い方々だ。
CLUB営業というのは、どうやら風営法を取得して営業すると深夜営業ができない、かといって、その為に飲食店としての許可を取得して営業すると客をダンスさせるのが違法となるらしい。
お客さんを踊らせるのが違法。
勉強不足で相違があるかもしれないが現段階でこの様に認識している。なんとか法律と照らし合わせて堂々と出来ないものだろうか・・・


さて、表題にもあげた"Party is...?"なのだが、自分はCLUBという文化に触れてから、まだ十数年しか経過していないが、活動を開始した、この文化に触れた当初から「パーティーとは何だろう?」「自分はどんな"空間"、"時間"、を造りたいのだろう?」
って事を常に、ずっと考えてきた。

「単純に、DJが上質な音楽を掛けて、酒、会話があって盛り上がれば良い。」

って訳でもないと自分は思ってきた。

"楽しければそれで良い。"

確かにそうなのだが、その楽しいにも人それぞれの感じ方は在ったり、人それぞれの人生があり、感覚があり、その日の感情の動きなど色々な要素を持った、そんな様々な人たちが集まる。

だからそこには"楽しい"へ導く理由、というか努力が必要。

それは例えばDJだったらより自分の音楽性や感性を磨き、表現、プレイスタイルを突き詰めるとか、より良い音質で届ける等など・・・
箱の人間ならばサウンドシステム、ライティングに一切の妥協無く常により良くしていき、勿論ですがより良いドリンク、フードを提供する等など・・・

これらの事は「コレで充分、今で充分」なんてことは絶対にあり得ないと常々思っている。
勿論最初から高いクオリティの物を提供するのは難しい。
それはそこに関わる人間の意識のレベルだったり、箱の予算の都合等で上限はある・・・

しかしながら、その中でその日の一晩をその時点での100%に近づける努力を、その日ソコに関わるヒトが皆で、する事が大事だと思っている。
それが"イツカのあの日"よりも何らかの理由で下がってしまっていても、その一晩を大切にし、努力する事が何よりも大事だと信じている。

ソコ迄やって、「まだ足りないけど現時点で充分」だと、納得した上でその日のパーティーが開催されて初めて"楽しければよい。"と思える。あくまで主観ではあるが。

その為に日々の努力や勉強は欠かせないと思うし、限られた時間でどう過ごすのか、また怠慢にならない様に常々注意し考えている。

幸い自分の身近な人間はほぼこういう人間がいる。
それはプレイヤーに限ってだが・・・・


パーティー。

ヒトそれぞれが違うものだから、それぞれが信じるパーティーを真剣に造っていけばよいと思う。
音質も試行錯誤していけば良い。
一個人としてのプレイスタイルも試行錯誤。
どんなパーティを目指すかは人それぞれだし、どんな形にするかも、その日に関わる人間達の考え方次第だ。

このクラブという文化は、ディスコの延長から発生してきたと思うが、その転換期や最盛期とは随分違っている要素があるように思う。
しかし、まだまだ青二才で知らない事や分からない事だらけの自分ではあるが、"クラブの存在意義"においては今も昔も変わらず絶対に在ると思うし、信じている。。。

なんて事を思った今日この頃・・・


私は、この文化に触れてから人生が変わる程影響は受けているし、何度も救われた。
良き友、良い経験(嫌な思い、経験も随分したがそれも含め)、も沢山得た。

この先、このカルチャーがどういう道を辿っていくのかは解りかねるが、自分は自分の信じる道を、間違う事も多々あるとは思うがその度に修正し、自分なりのペースで、ただ愚直に歩いていくのみであると、再確認するのである。

*McFadden & Whitehead - Ain't No Stopping Us Now


*Chante Moore - This Time



I still have a dream!!!

11.13.2011

Follow Your Heart..

*Ashford & Simpson - Follow Your Heart


*George Benson - Love Ballad


*George Benson - Give Me The Night


お気に入り。

11.10.2011

Larry Levan interview

11月8日が命日のLarry Levan。

こんなのを見つけました。
下記サイトより転写。
UNTOLD RESOURCES 2
MUSIC MAGAZINE 1992年10月号より





DJ NORI Interview


Manhattan Recordsで先日DJNORIさんへのインタビューが掲載されていたので転載。
Manhattan RecordsはDJのプレイリストやインタビュー、コラム等ただレコードを販売するだけではなく、店頭でスタッフやその環境で知れる情報を、サイトに盛り込んでいます。

Blogもあって興味深く閲覧している。

このNORIさんのインタビューにしても当時の話を知れる貴重な話。
今の自分が育ってきたCLUBとは全く違う時代。

Manhattan Records DJ NORI Interview


30年を超えるキャリアを持ちながらも常に現場主義、最前線で活躍を続けるDJ NORI氏。今回、マンハッタンレコードがオファーしたMIX CDについてお話をお聞きすることになっていたのですが、のりさんの北海道時代までにさかのぼり、懐かしいお話が伺えました!


Q: まず最初に、お生まれになった登別には何歳までいらしたんですか?


DJ NORI (以下N): 高校卒業までだから、18歳くらいまでかな?とにかく全く何にも考えずに野球ばっかりしてたよ。キャッチャーをやってたんだけど、高校二年生の時にひじを壊すまでは真剣にプロ野球選手になろうと思ってたからね。 日大付属にいたんだけど、野球では勿論有名なのと同時に悪い奴らも沢山いたことでも有名だったね(笑)中学生くらいから音楽にもハマってたから、音楽と野球にあけくれてたよ。



Q: 音楽の聴き始めはやっぱり洋楽なんですか?

N: いや、最初はフォークソングだったな。周りにアコースティックギターをやっているやつがいて井上陽水とか吉田拓郎とかNSPとかね。73年~75年当時は自分の友達含めて、みんなコピーしてたからね。

俺は、キャッチーミットを磨いてた野球一筋って口だったから、楽器はやらなかったけど、友達のライブをみるのが好きだった。野球は小学生の時から続けてて、自分達の代は行けなかったけど、一つ上の先輩が秋の地方大会で優勝して、春の選抜高校野球に出たから甲子園の雰囲気も味わった。でも、成長するにともなって段々と自分の野球の実力とか分かってくるんだよね。高2辺りでそれが結構シリアスに分かってしまって。だから高3の時とかちょっとグレかかったね(笑)目標もなくなったし、野球も辞めようか考えたけど、“最後までちゃんとやれ!”って、監督に止められてね。

最終的には最後まで続けたし、この続けたことが後から考えても凄く良かったと思ってる。“やり遂げた”ってことが後々心の支えになったことも沢山あったよ。



Q: 野球も一段落して、いよいよ音楽の比重が高くなっていくわけですね。

N: そうだね、環境もそんな感じだったしね。音楽好きの友達も沢山いたし、近くにあったバーのマスターや、DJをやってる先輩とかが身近にいたので、その面白さにどんどんはまっていったね。

自分で音楽をかけて、世界を作って行く感じとかが特に面白くて、特にDJへの憧れが大きくなっていった。“フリークアウト”っていうバーのマスターにとても良くしてもらって色んな事を教えて貰ったし、早い時間にそのお店にいくと“レコードかけていいよ”っていってくれて。

ディスコとかだと78年~79年当時にはすでに、ターンテーブルにピッチコントロールもついたものを使ってミックスしてたけど、自分は音の切り替えのスイッチで2台のターンテーブルを使って交互に曲をかけてた。

札幌には当時から“北海道ディスコ協会”ってのがあって、そこを仕切っている人や、レベルの高いDJいたり音楽的にも進んでいた。ガンガン盛り上げる人もいれば、じっくり世界を作って行くタイプのDJもいたり、いろんなスタイルのDJがいて、週末にかかわらず平日も夕方から翌朝3時とか5時とかまでやってたよね。



Q: 当時はどうやって音楽の情報を得ていたんですか?

N: 当時は札幌の「シャカマンダラ」っていうお店にいたんだけど、ビルボードのトップ10も勿論だし、当時東京に(高橋)透さんも所属していた“全国ディスコ協会”っていうのもあったので、そこからも色々教えて貰えたしね。

当時配られていたTOSHIBA EMIのプロモに紙が入っていて、そこにすでにNYに行って帰ってきた透さんが、ABBAの“Lay All Your Love One Me”をプッシュしてたこともあったな。たまに東京に行くと、また違った情報が得られたりして、東京への憧れも芽生えてきた。東京では「ファーマーズマーケット」っていうディスコが六本木スクエアビルの2Fにあってそこにも良く行ってたよ。

同じくスクエアビルの8Fに「ネペンタ」っていうディスコがあって、元々はソウルとかファンクがかかるファンキーな感じの店だったんだけど、内装や音の雰囲気も変えて、ディスコ、ニューウェーブ、ロックみたいな路線にするってタイミングで、俺が<オーディション>に受かって働くことになったタイミングで東京に出てきた。その「ネペンタ」に、赤い皮パンをはいて、白いTシャツという目立つ出で立ち&物凄いミックスが上手いDJがいたんだ。


Q: <オーディション>って何ですか?(笑)

N: そのお店のレコードを規定時間内でチェックして選曲、お客さんがすでにいるフロアでぶっつけ本番でDJするんだ。で、その盛り上げ具合とかフロアの反応をみるんだよね。

勿論お客さんもオーディションかどうかなんて分かってない。誰かと競うっていうスタイルじゃない場合が殆どなんだけど、「シャカマンダラ」の時はオーディションを受けたのが2人だったから“どっちかを選ぶ”ってことになってさ。

その時は、先輩DJが審査員だったんだけど、実にイヤな空気だったよ(笑)でもね、その時は店のマネージャーがオーディションを受けた2人とも採用してくれたんだ。でも相手は帯広ですでに活躍してるDJだったからさ「おまえ簡単に入れると思うなよ」とかその先輩に言われちゃってさ。ドラマみたいだよね。

Rick James“Give It To Me Baby”、“Super Freak”とかPatric Russen“Forget Me Not”とかBB & Q Band“On The Beat”とか、かけてたね。西っぽい音楽で盛り上がってたなあ。東だったら、D-Train“Keep On”、“You’re The One For Me”とかね。



Q: D-Train“Keep On”とかもディスコでかかってたんですね。ダブのイメージが強いからあんまりかかりそうにないように思ってたんですけど。

N: そうだね、さすがにダブはかからなかったけど、お客さんでダブミックスをリクエストしてくる年配のマニアックなおじさんとかいたのは覚えているよ。

その頃は、勿論パラダイスガラージやラリー・レバン、デイヴィット・マンキューソの存在なんて知りもしなかったけど、このダブは凄く好きで良くプレーしてたね。

で、「ネペンタ」での仕事が始まったタイミングで、その箱ですでにDJしている先輩を紹介された。“ジョニーだ”って出てきたのが、あの赤い皮パン&白いTシャツの人で、本当にびっくりしたよ!おまけに、そのジョニーさんは、高橋透さんのルームメイトだったんだから、運命って凄いよね。その時は赤パンじゃなくて、普通のジーンズだったけどね(笑)“ファーマーズマーケットにいた、赤い皮パンの方ですよね!!”って思わず聞いちゃったよ。

でね、この人がDJがマヂでハンパなかった。その頃、Human League“Don't you Want Me Baby”が流行ってたんだけど、あれをダブミックスで2枚使いで40分位練習するんだよ。無茶苦茶影響受けたよね。 当時は夕方6時位にオープンして11時位まで一人でDJして、11時30分~0時辺りでもう一人に代わって朝までっていう感じだった。一人休みの時は夕方から朝までの通しでプレーしてた。その間、休憩が1時間ヘルプのDJが来たり。



Q: ディスコに入ったというか、会社に就職したみたいなイメージですね。

N: そうだね。そのディスコの大元の会社が結構大きかったからね。だから、勿論DJになりたい新人も入ってくるしね。一生懸命<選曲ノート>も書いたりしてたよ。


Q: <選曲ノート>ってなんですか?(笑)

N: 1曲目から何をかけたか書いておかなきゃいけなかったんだ。それを「サウンドラボ」っていうそれぞれの店舗にレコードを供給する会社があったんだけど、そこにレポートを提出する。そうすると、そのリストに基づいて「サウンドラボ」がそれぞれの店舗にマッチした新しいレコードをゲットしてくれるっていうシステムだった。と、同時に自分達が書いたリストを見て“選曲がマンネリ化してる”とか色々ジャッジしたりもする。

それぞれのお店にあったレコードを準備しつつ、それぞれのDJがどんな選曲でプレーしてるのかみていたんだね。10店舗以上ある会社の中でDJマネージャーって呼ばれてる人がいて、その人達がそれをやってた。当時は店の雰囲気とかを重視してたから、店用に準備されたレコード棚の中だけでDJするのが建前で、あんまり私物のレコードを使っちゃいけなかったんだよね。



Q: 自分ではレコードショップにいって購入するっていうのは無かったんですか?

N: いや、お店用のレコードという名目で買ってたね。毎月レコード用の経費が決まってたんだ。

札幌の「シャカマンダラ」は毎週2千人とか入ってたから、レコードを買う経費も凄くあったので、ビルボードチャートの曲は勿論、もっとアンダーグランドなチャートとかもチェックして色々買ってたよ。この辺りは今回のMIX CDでライナーを書いて貰う予定の元マンハッタンレコードの小林が凄く詳しいよ。

東京に来てみたら、レコードの経費もそんなにないし、店のレコード棚にもそこまで沢山なくてさ。オーディションを受けた時もレコードの少なさにびっくりした。“東京って厳しいな”って、正直思ったよね。

「シャカマンダラ」は、DJも沢山いたから一人のDJがプレーする時間も短くて、加えてレコードも沢山あるって状態だったから、余計にそう感じたよね。札幌では、トップDJは1日1時間半位しかやらないけど生活出来ちゃう訳だからね。自分はというと、東京に出てきたけど、早くから店にいって掃除して、何時間もプレーするけど給料が安い。雲泥の差だったよ。



Q: ぶっちゃけ、東京にきてがっかりしましたか?

N: う~ん、がっかりはしなかったな。“厳しい”って思ったけど、それはそれで面白かったよ。

俺が入った会社はそういった状態だったけど、透さんとかがいた「玉椿」とかをやってた会社はまた違ってたからね。会社ごとに全然違ってたんだよね。

東京には2年位いたのかな?その間、沖縄にもDJをするために半年位行ったりしてた。透さんの影響もあって、その頃はすでにNYを意識してたんだと思う。

そんな状態で沖縄にいったもんだから、当時色濃く残ってたアメリカの雰囲気、文化にやられて、NYへ行く気持ちを固められちゃって。でも、東京に戻ったらお金も貯められないし、一旦北海道に帰ろうって考えていた矢先に、“札幌で新しい店をやるからやらないか”って話がきた。もう二つ返事で“やります!”って。で、札幌に戻った83年、20歳の時に初めてNYへ観光へ行った。

NYについては、透さんの話で聞いていたクラブ「セイント」にも行ってみたい!っていうくらいで、予備知識もなかったけど、もう本当にカルチャーショックだった。

音楽は勿論、DJスタイルだったり、「セイント」がゲイクラブだったっていうのもあるけど、当時のカルチャーがあまりにも進化し過ぎててショックだった。

照明はプラネタリウムみたいだったり、当時ドラッグもすごかったからね。ブースはエラいことになってたよ(笑)しかもどこで曲が変わったのか全く分からない超絶ミックスで。。。文化から何から何もかもが違いすぎた。

3週間位いて、帰国するんだけど、帰ってきた自分のリアルな環境とNYの差に愕然としたよね。“この現実はなんだ?”って(笑)

東京から戻るきっかけになった店は「ラッシュ」っていうバーだったんだけど、制服とか着せられてたから余計にそう思ったよね(笑)結局辞めちゃったんだけど。


その後は「イスカンダル」っていうお店に、現在でも札幌で“HAKATA”っていうお店をやってる、“TOKUさん”という人に誘われて入ったんだけど、TOKUさん自身が辞めちゃって、おまけに自分がNYへ行った時の話をしたら“NYに住む”って言い出して、結局NYにいっちゃってね。他にも、人間関係とかで色々あって、そこは辞めたんだ。

そうこうしてたら、「マハラジャ」が札幌にできるっていう話が出てきて、そこでDJをやらないかっていう話がきた。ライティングのショーをやったりとか、企画自体も面白そうだったし、すでにDJ HEYTA辺りともつるんでたから、一緒にやれたらいいなって思っていた矢先に、札幌より先に熊本に「マハラジャ」ができるってことになって九州に行くことになった。会社の寮に入れたし、給料も良かったし、レコードも沢山あったしで楽しかったんだけど、やっぱりNYの事が頭を離れない。“あの街は一度住まないとだめだ”って結論になって、86年23歳の時に住むためにNYへ行ったんだ。

俺が最初にNYへ行った83年当時に透さんが働いていた「NISHIレストラン」っていうところにいたホゼってスパニッシュのやつがいてね。「セイント」の話をしたら、“そこよりももっとヤバいとこがあるんだ”っていうんだよ。“どこなんだ?”ってきいたら「パラダイスガラージだ」って。

透さんからあれほど聞いていた「セイント」よりも凄いところがあるって興奮したよね。で、ホゼに連れて行ってもらう約束をして楽しみにしてたんだよ。

なのにさ、ホゼがさ、約束破りやがって。で、「パラダイスガラージ」に行けなかったんだよね(笑)透さんも当時まだ行っていない「パラダイスガラージ」だよ。さっき話しをした「イスカンダル」のTOKUさんにその話をしたら、NYから“お前の言ってたパラダイスガラージ行ってきたぞ!マヂでヤバいぞ!”って、電話がかかってきた(笑)



Q:みんながパラダイスガラージを知るのはもっと後なんですね。

N: そうだよ、全然後だよ。「ADLIB(アドリブ)」という音楽雑誌でミッシーナっていう人がNY特集をしていたり、「MUSIC MAGAZINE」や亡くなった今野雄二さんも「イレブンPM」でNYのことを取り上げるようになったり、段々知れ渡っていったんだ。

さっき、札幌にいた時人間関係でもめたって話をしたでしょ?俺的には男としてそのリベンジを果たしたかったんだ、札幌で。当時マハラジャの対抗として規模がデカい、「エキシング」っていう箱が出来るって話があったんだけど、そこにDJ HEYTAと誘われたんだ。NYには1か月位いたんだけど、まずはそのリベンジを果たしてNYに住むのはそれからだと思った。

結果「エキシング」は凄くお客さんも入って上手くいった。その頃かな、“ハウス”が出てきたのは。





Q: 初めてハウスミュージックを聞いたのはNYですか?

N: 85年位のNYだね。勿論当時はハウスだけじゃなくて、色んな音楽と一緒にかけるって感じだったけどね。

J.M SILK“Music Is The Key”とか、Phyllis Nelson“I Like You”が出始めだったけど、やっぱりハウスはシンプルだし、リズム感も全然違うし、2枚使いとかでプレーされると、延々とダンスさせられる感じがしたし、とにかく他の曲と全く違った。日本に戻ってからはFingers Inc“Mystery Of Love”とかManuel Gottsching“E2-E4”とか、ガラージで聞いた曲をかけたりしたよね。今と違ってこの辺の曲でハマれるお客さんも少なかったけどね。



Q: 今となっては“E2-E4”とかクラシックスですけど、当時何も知らずにあの曲がかかったらびっくりだったでしょうね。

N: そうだよね、びっくりしただろうね。色んな曲がかかる場所だったから「アールズバー」でやってる時とかかけてたよね。で、段々ハウスが浸透してきて日本でも良く耳にするようになっていった。



Q: NYのハウスシーンもその頃からいわゆる“暗黒時代”になっていくんですね?

N: そうだね、ダークな時代が始まって行くね。85年にNYへ行ったときに友達と二人で金曜日連れだってガラージへ行ったんだけど、全然お客さんが入ってなくて。いつも混んでるだけに“こんな日もあるんだな”って思った。いつも行ってたのが土曜日だったから、曜日が違うからかななんて思ったり。

で、朝方になってフロアが少し明るくなってきてよく見たら、人がいないんじゃなくて、フロアに沢山倒れてた(笑)まあ、ドラッグだったんだろうけど、マヂで“ラリー・レバンって凄いな。”って思ったよね。“こんな事ってありなんだ”って、またしてもカルチャーショック。ツイーターが吊ってあって、低音も凄まじくて、でも柔らかくて。床もバウンドしたから踊ってても足が疲れないし。この辺が後のロフトにもつながっていくんだろうね。



Q: 良く言われる話ですが、ガラージは特別ですよね。伝説も沢山ありますし、沢山の人がそこで人生を変えられた訳ですからね。でも一方で当時のNYの街中、例えばラジオ曲も沢山あると思うんですが、どんな曲がかかっていたんですか?

N: 普通の人、っていったらおかしいけど、電気屋さんでレコード売ってたりとかもした時代だからね。ある日、HEYTAと一緒にW4からクリストファーに向かって歩いていたら、一見音楽業界とは無縁の黒人の太ったおばちゃんが、Serious Intention“You Don't Know”を爆音でかけてたりとかあったな。“これラリーかけてたっ”ってこともあったんだよ。ガラージでかかってた曲が電気屋から聞こえる、それがNYって感じだったよね。

Paul Simpsonがやってる曲だし、レーベルもNYを代表する<Easy Street>だっていうのもあるし、この辺は普通の人も全然聞いてるヒット曲だったよね。曲に温かみもあるし、シカゴハウスとはちょっと異なるテイストだよね、NYサウンドって。こんな風に言っていいのか分からないけど、85年当時のハウスって、NYハウスであり、ガラージハウスだよね。

街の中は、そんなホットなハウスと、R&Bとレゲエと、そんなのが良く流れていたな。でも、“ハウスばっかり”、“レゲエばっかり”っていう状況ではなくて、色んな音楽が流れている。それが当時のNYのイメージだね。





Q: 当時はダンスホールなんかも盛り上がっていたと思うんですが、レゲエとかはどうでしたか?

N: 透さんと良くレゲエの箱にも行ったよ。ダンスホールにもはまったしね。Gregory Issac“Telephone Love”って曲が流行ったり、Nicodemus“Bone Man Connection”とかね。



Q: 今回NORIさんにお願いしたMIX CDの最初のコンセプトは“NORIさんのNY時代”でしたが、何か中心になる“この曲”みたいなものはありましたか?

N: 今回の企画を貰った時に、87年~90年のガラージがクローズしていた時期をフューチャーしてみようかなって思ったんだよね。

というのも、シカゴに住んでいたフランキー・ナックルズがNYに越してきたりしてDEF MIXが人気になってきたり、グランドビートだったり、パラダイス・ガラージでDJをやらないラリーが「CHOICE」って場所で幅広い選曲でDJをしたり、なんか面白かったんだよね。ここはこの後、LOFTの場所になるんだけどね。音も良かったし、これはこれで凄く楽しかった。KING STのHISAの紹介でLARRYと一緒にDJしたのも「CHOICE」だしね。

でも、やっぱりガラージが閉まってからみんな辛そうだったな。いつも行ってた場所がなくなったんだからね。

「ラブライト」っていう箱があって、そこでDAVID MORALESがDJしていて、JOMANDAやTEN CITYのライブもあった。NICK JONESも働いていたんだけどね。雰囲気も良かったけど、なんか踊れなかったよね。如何せんガラージと違い過ぎた。ガラージが凄すぎたんだ。無くなってからガラージの存在がどんどん大きくなってしまったよね。これはラリーも一緒だと思うんだけどね。

だからといってみんな音楽を聴くことをやめるわけじゃない。ガラージが無くなったことの反動で、聞くようになった音楽、その頃の音を今回のMIXCDにまとめてみようと思うんだ。

その頃はまだ音楽も今みたいに細分化されてなくて、色々なジャンルが同一線上に並んで聴けた時代だから、NYハウスは勿論のこと、UKハウス、レゲエ、クラシックス、グランドビート等当時良く聴いた曲をチョイスしようと思ってるよ。



Q: 結構なヴォリュームになりそうですが、CD一枚で収まりそうですか?

N: ガラージが無くなった後とは言ってもここを切り離して作るのも不自然だしね。ガラージや他のクラブでも良く聴いた曲から流れをつけて行きたいから、2枚組にしようかな。



Q: それはヤバいですね!最後に、MIX CDのタイトルどうしましょうね?(笑)

N: そうだよね(笑)まず決めた方が作りやすいよね。

俺がNYに住んでた2年間と日本に戻ってきてGOLDでDJしていた頃、MAKI&TAIKI君達と一緒にファイヤーストリートの「DJ'S CHOICE」で働いていた1年間を併せた3年間。ラリーと一緒にDJした「CHOICE」、 東京に戻って働いてた「DJ'S CHOICE」。

俺がNYにいた時代の曲を“CHOICE”(チョイス)するってことで、「DJ NORI's MY CHOICE」にしようかな。





Interviewer : Yuka Noguchi (Manhattan Records)
Photo : Ena Yanai (Manhattan Records)




DJ Nori's My Choice
Mixed By DJ Nori
Legends Mix / LM-001 / ¥2,380 (TAX IN)

11月上旬リリース予定!

Love Is The Message

MFSB - Love Is The Message

11.03.2011

DJ NITAN NEW MIX UP!!

先日と言っても大分前ですが"Lyvin"の際の前半部分を切り取ったMIXです。
時間の都合やライブの為の荒い所や音量のバラツキ、現場のトラブル等の諸々によって聴きにくいかと思いますがご愛嬌ということで。。。

お暇なときなBGMなどに、、、

DJNITAN_LIVEMIX_Lyvin_2011(0:00-1:30) by djnitan

10.31.2011

DJ NITAN Recently Favorite Chart!!!

*The KDMS - Tonight


*Glass Candy - Beautiful Object


*Osunlade - Envision (Âme Remix)


*Art Department - We Call Love (Feat. Soul Clap & Osunlade)


*SOFT ROCKS - We Hunt Buffalo Now
[ESP007A] SOFT ROCKS - We Hunt Buffalo Now (snippets) by ESP Institute

*SOFT ROCKS - Magic Milk (Beautiful Swimmers Coconut Dub)
[ESP007B] SOFT ROCKS - Magic Milk (snippets) by ESP Institute

*Pirahnahead & Diviniti - (Just Like) A Dream (Charles Webster's Deep Dream Vocal)


*Pirahnahead & Diviniti - (Just Like) A Dream


*Shooting Love - Mustang (Fat Club Mix)

10.20.2011

15 Years Of Body & Soul


FRANCOIS K./DANNY KRIVIT/JOE CLAUSSELLの3人が「BODY & SOUL」クラシックスをBACK2BACKでミックス仕上げた15周年の集大成的一枚。2枚組。
『歴史に名を刻む数多くのパーティーが存在してきた中、現在も続き15周年を向かえるBody&SOUL。1996年にNYCでサンデー・アフタヌーン・パーティーとしてスタート、15年経った現在では国境を越えて様々なロケーションで開催されクラウドを魅了し続けている。レジェンドと称される御大FRANCOIS K.、DANNY KRIVIT、JOE CLAUSSELLの3人が1曲ずつ交代しながらプレイする「バック・トゥ・バック」スタイル、ジャンルや年代を超えた自由な選曲、デコレーションからライティングに至るまでこのパーティーにしか存在しない特徴が数多くあり、ワン・アンド・オンリーの空間を作り上げている。本作『Body&SOUL 15 YEARS』はいわゆるBody&SOULクラシックを27曲収録、この15年間を総括する厳選したトラックを3人がミックスした2枚組で、一晩の流れを凝縮した魅力溢れる作品。全ダンスミュージックファン必聴の決定版!』




Disc 1
1. Whitney Houston - Love Will Save The Day - The Underground Edit
2. Shaun Escoffery - Days Like This - Spinna & Ticklah Club Mix
3. Soft House Company - A Little Piano / Soft House Company - What U Need
4. Bang The Party - Bang Bang You're Mine
5. Tribal House - Motherland
6. Hugh Masekela - Don't Go Lose It Baby - 12" Version
7. Detroit Experiment - Think Twice - Henrik Schwarz Remix
8. K-Scope - Latin Blues Pt. 1
9. Earth People - Dance - Beats Mix
10. Freddy Turner Project Feat. The Three Kings - Spread Love
11. Voyage - Souvenirs
12. DJ Duke - Tribal Journey - The Sun Mix
13. Vince Watson - Mystical Rhythm
14. Bolla Feat. Jephté Guillaume - Afrikan Basement - Bonus Drum Mix

Disc 2
1. Convertion - Let’s Do It
2. Esther Williams - I'll Be Your Pleasure - Larry Levan Remix
3. Black Rascals - Keeping My Mind - Vocal Mix / Black Rascals - Keeping My Mind - Dub Mix
4. Round One - I'm Your Brother
5. Gerideau - Take A Stand For Love
6. Coldcut Feat. Lisa Stansfield - People Hold On - New Jersey Jazz Mix
7. 808 State - Pacific 212 - Justin Strauss Remix
8. Exodus - Together Forever - Dub Mix
9. Sounds Of Blackness - The Pressure Pt. 1 - Classic 12" Mix With Vocal Intro
10. Jeanette Thomas - Shake Your Body - House Shaker Version
11. Instant House - Awade - Joe's Jungle Sounds Dub
12. James Brown With The Original J.B.s - Give It Up Or Turnit A Loose - 1970 Album Version (Undubbed Unedited Mix)
13. Keedz - Stand On The Word - Original Version 1981








10.18.2011

Imagination

*Imagination - In & Out of Love


*Imagination - So Good So Right


*Imagination - Body Talk


*Imagination - Changes


*Imagination - Just An Illusion

10.10.2011

jazz

*Ronny Jordan - So What ( Dance Mix )


*Charlie Sepulveda, Perico Ortiz & Feijoo - The Brick Wall

10.01.2011

Classics...

*Isley Brothers - HOPE YOU FEEL BETTER LOVE


*Billy Ocean - Nights (Feel Like Getting Down)


*Gladys Knight & The Pips - Taste Of Bitter Love

9.30.2011

Lyvin


2011.10.15(sat) at.TIMELESS
Open 22:00 - Until close your eyes Fee. 1,500(With 1 Drink)

Music By DJ HAEO DJ NITAN

Timeless
http://timeless099.com/

9.29.2011

Fade music

*Imagination - Just An Illusion

*Kenny Bobien - why we sing

Why you sing??
Because....


Next "Lyvin" = 2011.10.15(sat)@TIMELESS Check it!!!!

9.26.2011

Autumn Night....

*Two Tons O' Fun - Just Us *Marvin Gaye - Inner City Blues (Make Me Wanna Holler) *Sade - I Never Thought I'd See The Day

9.15.2011

Song Around The World

*War/No More Trouble | Playing for Change | Song Around The World

9.14.2011

Lyvin


"Lyvin"
2011.09.18(sun) at.TIMELESS  
Open 22:00 - Until close your eyes  Fee. 1,500(With 1 Drink) 


Music By  
DJ HAEO 
DJ NITAN 




 先月開催予定でしたが都合により今月から再スタートとなりました。


なにか意味があったのだろうと前向きにとらえ二人がそれぞれ準備してきました。


やっとこさです。。。 


以前にも書きましたが、良い音やフィーリングが何も考えず、包み込んでくれる、、、
そして愛に溢れ、形は無いですが言葉にできない『ナニカ』を持って帰る。 


充実した生活へのキッカケや、何も考えず発散する、


そんなパーティーを目指しております。 


その空間に居る様々なヒトの様々なライフスタイルに寄り添うようなそんなプレイを胸に、一晩お届けさせていただきます。




場所は6月にオープンした"TIMELES" 平日はイタリアン的なご飯も充実、カクテル等ドリンクもかなり充実したBAR営業しているところです。
Webもあるのでチェックしてみてください。




 ◆Timeless http://timeless099.com/ 


当日もどこよりも美味いお酒を提供してくれる事と思います♪ 是非お越しください。


 そして今回それぞれのプロフィールを改めて掲載してみます。




DJ NITAN(Lyvin/HOUSE TRIBES/PARADOX/MAD TEA PARTY/SOUNDAY)


‥音楽のジャンルで彼をくくるのは野暮であろう。


TechnoやHouseに軸足を置きながらも、音のジャンルや場所に囚われず、現場と対話しながら音を決めていくDJ NITAN。


地下に潜る系のストイックな音箱・ゆったりとした時間流れるラウンジ・子供の笑い声聞こえるカフェ‥全ての場所に、相応しい音を運ぶ腕は超一級。
彼の手で結ばれた音たちは奥行きある音楽空間を作り上げ、現場との交わりの中で有機的に形を変える。
このしなやかなプレイスタイルは、国内外の多様なDJ・アーティスト・バンドと現場での交わりを重ね、積み上げた豊穣な音楽経験から作り上げられたものだろう。
しかしながら音楽に向かい合う姿勢はいつまでも、不器用な程まっすぐで無骨だ。
レコードに針を落とす手は変わらず愛に満ち、その進化は留まるところを知らない。 


また、音楽との対話を通じて磨かれた感覚を活かし、フライヤー等のデザイナーとしても活動。


音楽に関するアートワークを中心に用い、解体と再構成‥サンプリングを用いて作品を作る手法がいかにもDJらしい。


現場の気配がにじむ作風でファンも多く、今後の作品も期待される。 


いい恋をしてる時。いい恋をした後。日々の暮らしの中で、ふっといい瞬間を思い出すことがある。気持ちのいい景色を一緒に見た事や、気持ちの通じた瞬間のことを。


愛には、本気の対話がある。 本気の対話。そして愛。‥彼の音楽について思うとき、このことが頭に浮かぶ。


彼は音楽のジャンルには囚われない。
場所も選ばない。
ただ唯一彼と結ばれ、彼を規定しているのは、現場と音楽への愛だ。
フロアの片隅で、目を閉じて揺れている彼がいる。
バーカウンター脇の壁に体を預けて、フロアを見ている彼がいる。
時にはバーカウンターの中から、丁寧に作られたお酒を差し出して、私たちを酔わせたりもする。彼は現場で息をしていて、いつもいつも私たちを見ている。


いい音楽にゆるんだ私たちの頬。その中でぬくめられた歯。だるく沈む腰やはねる背骨。
そういった事を。


そんな彼がブースに立ち、針を落とす時。降り積もった断片は音楽に変わる。
白く瞬く高音も、尾骨に響く低音も、黒く泥臭い野生の歌声も。


ひとつひとつの音は結び合い、曲同士は有機的に絡み合って、地続きの波動となりフロアを揺らす。
 私たちフロアにいる人間は音とひとつに溶け合いながら、その骨太く愛に満ちた波動から彼の匂いを嗅ぐ。
私たちは音と混じって、踊る。彼は踊りを受けて、鳴らす。まるで愛だ。


ここまでの文章は、私(彼の音楽を聞きながら大人になった)が自分勝手に解釈したものだ。
ただ、この一方的なラブレターを担保するために、最後に彼自身の言葉を添えたいと思う。


 「仕事をする。飯を食う。誰でも日々の暮らしの中で、いい音楽をふっと思い出す瞬間があると思う。‥その音楽が、俺の音だったらいいなって思うから」


 text by iemei (a party people) 


■Contact:djnitan@gmail.com
 ■Blog:http://djnitan.blogspot.com/




DJ HAEO(SLAW./Lyvin/HOUSE TRIBES)


 十代も半ばの頃、姉の部屋のミュージックライブラリーを物色中、 偶然にも発見し試聴した"DJ KRUSH"のファーストアルバムに衝撃を受けダンス・クラブミュージックとの交際がスタート。
"HIP-HOP,BREAK BEATS"等のレコードを買い漁る日々が続くも、当時、自宅の真下にあったレコードショップ "ZEAL RECORDS"でハウス・ミュージックと出会い開眼。
 96年頃には十代半ばにしてワンオフパーティー"REAL UNDERGROUND"を立ち上げ、オーガナイザー兼DJとして活動を開始する。
大小様々なワンオフパーティーで経験を積んだ後、99年頃からは本格的にクラブでの毎週帯でのレギュラープレイやパーティーのオーガナイズに関わっていく。
 より深くダンスミュージックと触れ合うべく、2001年には一旦拠点を東京へ移し、青山"LOOP"、渋谷"BALL"、"ISM"等でプレイ。
その後、再び鹿児島へ戻り、2003年からはアンダーグラウンド・ダンスミュージックパーティー"SLAW"を中心に活動。
 2007年からは"SERIOUS DANCE”をコンセプトに自身の世界観を色濃く反映させたパーティー"Lyvin"を主催し、 各土地で活躍する個性的なDJ、アーティストをフューチャー。


2010年にはアットホームなフィーリングを根底に置いたパーティー"HOUSE TRIBES"を立ち上げ、よりアンダーグラウンドでのネットワークを拡大。
近年では活動の幅も、鹿児島を拠点に置きながら、宮崎"Labo_underground"、福岡"STAND-BOP"、KIETH FLACK"、旭川"bassment"等、 様々な土地でのプレイも精力的に敢行。
アナログレコードを敬愛し、ハウスミュージック、ブラックミュージックを軸としながら時代に流されない姿勢で、古き良き偉大なミュージシャンによる音楽から 最先端のエレクトリックな音まで良質な楽曲群をチョイス。
メッセージ性、ストーリー性のある人間味溢れるプレイスタイルを信念に、日々音楽と深く向き合っている。


■Contact:djhaeo@gmail.com




*Recloose - Cardiology (Isolée Mix) *Steffi - yours *40 Thieves - Backward Love *James Yuill - This Sweet Love (Prins Thomas Sneaky Re Edit) *Dusty - Tap Tap *Mathew Jonson - Learning To Fly

9.11.2011

Groove

*Marvin Gaye - A Funky Space Reincarnation

 *Alton McClain & Destiny - CRAZY LOVE

9.05.2011

blind

久しぶりの更新となってしまいましたが、この動画は見るべきだと思います。

僕は親ではない。

 でも友人や血の繋がりのある子供は沢山居る。

誰にだって居るはず。

 

8.10.2011

Infomation

今回開催を予定しておりました場所である"TIMELESS"の事情により今回8月20日(土曜日)に予定しておりました"Lyvin"は中止となりました。
楽しみにしていてくれた皆様にお詫び申し上げます。

自分もかなりの思いを持って待ち望んでおりましたので大変残念ですが、気持ちを切り替えて次回の開催へ向けて準備をして行きたいと思います。

次回開催時かそれまでに今回のお詫びもかねて限定でMIXかCOMPILATIONを配布及びプレゼントとさせていただきます。

次回来月の9月18日(日曜日)に改めて開催を予定しておりますので是非お越し下さい。

DJ NITAN


*LCD Soundsystem - Freakout / Starry Eyes (Full Track)


*Joaquin 'Joe' Claussell (Mental Remedy) - The Sun, The Moon, Our Souls (Cosmic Ritual Version)

8.03.2011

My Party is BACK!!






























2011年も気が付けば3分の2が経過し、8月【葉月】に突入しました。
ここでやっとこさ、Lyvinが再開。

今年は特に沢山のパーティーにお誘いいただき色々な場所、パーティーでPLAYさせていただいております。
この経験を活かして充電前よりもパワフルかつ大らかな表現が出来ればと思います。


思えば4年前、2007年10月に二人で立ち上げてから、県内外の様々な方と共演しつつも、基本は二人という2枚看板で続けてきましたが、パーティーとして更により良いものを提供したいと二人の考えから発生した、様々な問題等により充電に入っておりました。
ふと、気が付けば約1年半もの充電期間に入っておりましたが、この度復活!
2人で一晩というあまりない形ですが、二人ならではのそれぞれのロングプレイで一晩をじっくりとお届けします。

言葉じゃない、"ナニカ"を感じ取れる一晩、なにも考えずひたすらに音に包まれる一晩。
そんな一晩となる様に全力でプレイさせていただきます。

場所は6月にオープンした"TIMELES"

平日はイタリアン的なご飯も充実、カクテル等ドリンクもかなり充実したBAR営業しているところです。
Webもあるのでチェックしてみてください。

◆Timeless
http://timeless099.com/

当日もどこよりも美味いお酒を提供してくれる事と思います♪
是非お越しください。

そして今回それぞれのプロフィールを改めて掲載してみます。






















DJ NITAN(Lyvin/HOUSE TRIBES/PARADOX/MAD TEA PARTY/SOUNDAY)
‥音楽のジャンルで彼をくくるのは野暮であろう。TechnoやHouseに軸足を置きながらも、音のジャンルや場所に囚われず、現場と対話しながら音を決めていくDJ
NITAN。地下に潜る系のストイックな音箱・ゆったりとした時間流れるラウンジ・子供の笑い声聞こえるカフェ‥全ての場所に、相応しい音を運ぶ腕は超一級。彼の手で結ばれた音たちは奥行きある音楽空間を作り上げ、現場との交わりの中で有機的に形を変える。このしなやかなプレイスタイルは、国内外の多様なDJ・アーティスト・バンドと現場での交わりを重ね、積み上げた豊穣な音楽経験から作り上げられたものだろう。しかしながら音楽に向かい合う姿勢はいつまでも、不器用な程まっすぐで無骨だ。レコードに針を落とす手は変わらず愛に満ち、その進化は留まるところを知らない。

また、音楽との対話を通じて磨かれた感覚を活かし、フライヤー等のデザイナーとしても活動。音楽に関するアートワークを中心に用い、解体と再構成‥サンプリングを用いて作品を作る手法がいかにもDJらしい。現場の気配がにじむ作風でファンも多く、今後の作品も期待される。

いい恋をしてる時。いい恋をした後。日々の暮らしの中で、ふっといい瞬間を思い出すことがある。気持ちのいい景色を一緒に見た事や、気持ちの通じた瞬間のことを。愛には、本気の対話がある。
本気の対話。そして愛。‥彼の音楽について思うとき、このことが頭に浮かぶ。
彼は音楽のジャンルには囚われない。場所も選ばない。ただ唯一彼と結ばれ、彼を規定しているのは、現場と音楽への愛だ。
フロアの片隅で、目を閉じて揺れている彼がいる。バーカウンター脇の壁に体を預けて、フロアを見ている彼がいる。時にはバーカウンターの中から、丁寧に作られたお酒を差し出して、私たちを酔わせたりもする。彼は現場で息をしていて、いつもいつも私たちを見ている。いい音楽にゆるんだ私たちの頬。その中でぬくめられた歯。だるく沈む腰やはねる背骨。そういった事を。
そんな彼がブースに立ち、針を落とす時。降り積もった断片は音楽に変わる。
白く瞬く高音も、尾骨に響く低音も、黒く泥臭い野生の歌声も。ひとつひとつの音は結び合い、曲同士は有機的に絡み合って、地続きの波動となりフロアを揺らす。
私たちフロアにいる人間は音とひとつに溶け合いながら、その骨太く愛に満ちた波動から彼の匂いを嗅ぐ。私たちは音と混じって、踊る。彼は踊りを受けて、鳴らす。まるで愛だ。
ここまでの文章は、私(彼の音楽を聞きながら大人になった)が自分勝手に解釈したものだ。ただ、この一方的なラブレターを担保するために、最後に彼自身の言葉を添えたいと思う。

「仕事をする。飯を食う。誰でも日々の暮らしの中で、いい音楽をふっと思い出す瞬間があると思う。‥その音楽が、俺の音だったらいいなって思うから」
text by iemei (a party people)

■Contact:djnitan@gmail.com
 ■Blog:http://djnitan.blogspot.com/
















DJ HAEO(SLAW./Lyvin/HOUSE TRIBES)
十代も半ばの頃、姉の部屋のミュージックライブラリーを物色中、
偶然にも発見し試聴した"DJ KRUSH"のファーストアルバムに衝撃を受けダンス・クラブミュージックとの交際がスタート。
"HIP-HOP,BREAK BEATS"等のレコードを買い漁る日々が続くも、当時、自宅の真下にあったレコードショップ
"ZEAL RECORDS"でハウス・ミュージックと出会い開眼。
96年頃には十代半ばにしてワンオフパーティー"REAL UNDERGROUND"を立ち上げ、オーガナイザー兼DJとして活動を開始する。
大小様々なワンオフパーティーで経験を積んだ後、99年頃からは本格的にクラブでの毎週帯でのレギュラープレイやパーティーのオーガナイズに関わっていく。
より深くダンスミュージックと触れ合うべく、2001年には一旦拠点を東京へ移し、青山"LOOP"、渋谷"BALL"、"ISM"等でプレイ。
その後、再び鹿児島へ戻り、2003年からはアンダーグラウンド・ダンスミュージックパーティー"SLAW"を中心に活動。
2008年からは"SERIOUS DANCE”をコンセプトに自身の世界観を色濃く反映させたパーティー"Lyvin"を主催し、
各土地で活躍する個性的なDJ、アーティストをフューチャー。
2010年にはアットホームなフィーリングを根底に置いたパーティー"HOUSE TRIBES"を立ち上げ、よりアンダーグラウンドでのネットワークを拡大。
近年では活動の幅も、鹿児島を拠点に置きながら、宮崎"Labo_underground"、福岡"STAND-BOP"、KIETH
FLACK"、旭川"bassment"等、
様々な土地でのプレイも精力的に敢行。
アナログレコードを敬愛し、ハウスミュージック、ブラックミュージックを軸としながら時代に流されない姿勢で、古き良き偉大なミュージシャンによる音楽から
最先端のエレクトリックな音まで良質な楽曲群をチョイス。
メッセージ性、ストーリー性のある人間味溢れるプレイスタイルを信念に、日々音楽と深く向き合っている。
■Contact:djhaeo@gmail.com




*Doc Severinsen - Be with you ( Dj Harvey edit )


*60 hertz project - capricorn (Main Mix)


*60 Hertz Project - Capricorn (Ralf GUM Remix)


*Atnarko feat. Sam Mollison - Thinking Of You (Original)

7.12.2011

Difference

この頃一日の大半を費やして思案している。
今に始まったことではないがここ数カ月色々な現場でPLAYする機会が増えた、そこで当たり前に出てくる全ての要素においての"違い"。

勿論どんな良い環境、悪い環境に関係なくそこでのベストを尽くす。

それは置いといて、PCでのPLAYが多数派のパーティーにおいて自分はほぼアナログでPLAYするのだが、ここで予想もしないハプニングが発生する事もあるのだ。

アナログで起こりうる事、というか当たり前に気を使う事がPCでは必要ない事が多々有り、デジタルの利点と言えば聞こえが良いが、益々DJとしての感性や感覚、もっと言うと人間としての感受性が低下するのではと危惧する。

DJとしてはブースの自分でやるべきセッティング、針圧調整は勿論ターンテーブルの水平調整等諸々あるがコレが必要なかったりすることを最近知った事により、ふと、した瞬間に前述の内容が頭に浮かんだ。

先日も騒音性難聴について書いた際にも述べたがMP3、WAV音源を大音量で聴く事で聴覚が鈍る危険性があるとの事。

この事も含め現代における全ての要素、日常生活においてもデジタル、総じて科学の発達により便利担っている事、手間が省けている事があるが、これは便利、手間が省けるでは無くその事自体が出来なくなり、人間にしかない感性や可能な事が低下していくのではないだろうか?、、、、と不安になった。

ある物事において、やれば出来るけど楽だし早いから機械、デジタルに頼るというのは良いが、その事がいずれ出来なくなってしまい機械に頼らなくてはならない、、なんて事にならない様に自分はしたい。

目に見えない、たとえ数値化が出来るとしてもそれだけでない事が沢山あると思うし音楽の世界においてはそれがほぼ全てだと信じている。

利便性においてデジタルは確かに見逃せない部分もあるとも思うが、それによってアナログ音源との違いを聞き分ける力や現場の音が異常、またはハウリング等が起っている場合などに対しての気付く力、音楽が持っている力に気付けない、そういう言葉や数字で表せない無い【ナニカ】を失わない様にしたいものだ。

そして勿論DJとしても何かが起きたとき、それに対処、順応出来る力、知識も追求していきたい。

大袈裟な言い方になるかも知れないが人間としての機能、感性は失い無くないというか、際限なく死ぬ時迄高め続けていきたいと思う。

人間は自分以外の痛みや喜び、愛を感じる『心』がありますよね?そして目に見えない何かを感じる事、感じてもらう事もできる。

文字や言葉じゃない何かで通じ合う事。決してデジタルでは不可能な事。

*Fela Kuti - It's No Possible


* James Blake - Limit To Your Love


*Donald Byrd-Think Twice

7.02.2011

smile





*Quincy Jones feat. Patti Austin - Betcha' Wouldn't Hurt Me


*Alicia Myers - I want to thank you


We grandmother in peace. Thank you. I love you.

6.29.2011

load






祖母が他界し、久しぶりに田舎へ帰郷。
仏壇が配置されている部屋に掲げられていた言葉。

きっと生前祖父が我々一族へ残したくて掲げていたのだろう。

何十年も前からあったのだが今になって響いた。


「道」

自分には自分に与えられた道がある。
天与の尊い道がある。
どんな道かは知らないが、ほかの人には歩めない。

自分だけしか歩めない、二度と歩めぬかけがいのないこの道。

広い時もある。
せまい時もある。
のぼりもあればくだりもある。
坦々とした時もあれば、かきわけかきわけ汗する時もある。
この道が果たしてよいのか悪いのか、思案にあまる時もあろう。
なぐさめを求めたくなる時もあろう。
しかし、所詮はこの道しかないのではないか。
あきらめろと言うのではない。

いま立っているこの道、いま歩んでいるこの道、ともかくもこの道を休まず歩むことである。

自分だけしか歩めない大事な道ではないか。
自分だけに与えられているかけがいのないこの道ではないか。

他人の道に心をうばわれ、思案にくれて立ちすくんでいても、道はすこしもひらけない。
道をひらくためには、まず歩まねばならぬ。

心を定め、懸命に歩まねばならぬ。
それがたとえ遠い道のように思えても、休まず歩む姿からは必ず新たな道がひらけてくる。

深い喜びも生まれてくる。

松下幸之助「道をひらく」より

6.27.2011

Masterpieces...




*Odyssey - Inside Out



When you're sitting on your own
And you feel the city life surround you (Ooohooohooo!)
And she's always on the phone
But you just don't think that you can fight it

Don't give up, don't give up
Don't give up (Don't give up)
Don't give up, don't give up, darling, what you dream (Ooohooohooo!)

'Cause like the words here in this song
We'll go on and on and on with our love, yeaheaheah

(I wanna be) Inside out, oh, darling
I want it to be so deep that you'll be turning me
(Inside out)
I want it to be so deep you'll be needing me

When you're lying in her bed
And you're in her arms instead of my love (Ooohooohooo!)
As you feel her tightening grip
Like a genie I will slip from your heart

I won't give up, won't give up, won't give up
(Don't give up, don't give up, don't give up)
Oh, don't give up, darling, what you dream (Ooohooohooo!)

Like the notes here in this song
We'll go on and on and on and on with our love yeaheaheah

(I wanna be) Inside out, oh, darling
Oh, I wanna be so deep that you'll be needing me
(Inside out)
Over and over again

(I wanna be) Inside out, oh, darling
Oh, I've got to be so deep that you'll be turning me
Turning me, turning me (Inside out)
Over and over again

(Inside out) You and I must stay
(Inside out) Can't believe this way
(Inside out) You and I must stay
(Inside out)

'Cause I've got to have you, babe

When you're sitting on your own
And you feel the city life surround you
And she's always on that phone
And you just don't think that you got the strength to fight it

Don't give up, don't give up
Don't give up (Don't give up)
Don't give up, don't give up, darling, what you dream (Ooohooohooo!)

'Cause like the words here in this song
We'll go on and on and on with our love, yeaheaheah

(I wanna be) Inside out, oh, darling
I want it to be so deep that you'll be needing me
(Inside out) Oh, darling
Oh, I want it to be so deep you'll be turning me, turning me (Inside out)

Inside out, inside out, oh, darling
Oh, I wanna be so deep that you'll be needing me

6.20.2011

Patience.

テンション上げたい時の一発。
相方"DJ HAEO"が頻繁にプレイしますが、いつも心躍る瞬間を演出してくれます。
1998年リリーススウェーデンはストックホルム在住のプロデューサー"aril brikha"のデビュー曲。
10年以上前のトラックですが色褪せない世界的に大ヒットを記録した楽曲。


*aril brikha - groove la chord

"HOUSE DJ"のみならず、ある程度遊んできた方ならば、ジャンルを問わず誰しもが知っているし、PLAYしてきた曲。
こういった未だに現場で耳にする良質なトラック物や歌物が近年減ってきております。

いや、リリースされる楽曲が一昔前に比べて格段に増えたのと、デジタルの普及によって確実にリリースまでの過程が容易になったとも一つあると思います。

流行の意識も勿論大切な要素ですが、それを踏まえつつも、常にアンテナを張ってジャンルに囚われず、膨大なリリースから自分なりの楽曲をセレクトするのがDJの醍醐味。(特にHOUSE PARTY。)

デジタルを中心にプレイしている方は、昔の様にレコードを必死に探しても中々見つからないなんて事も少なく、自分のネタみたいなものも作る事が中々難しいでしょう。

同じ曲を掛けるにも自分の感性を乗せたプレイをしないと生き残れない時代なのかもしれません。
勿論アナログ中心の自分も含め。

さて、いよいよ明日は祭りです!!
是非。





- DACHAMBO 10th anniversary Project A 10TION Tour 2011 -
"PARADOX"
2011.6.21(TUE)@ CAPARVO HALL
ADV : 2500yen(1d order) DOOR : 3000yen(1d order)
Lコード:89097 Pコード:597-428
【GUEST】
DACHAMBO
http://dachambo.com/pc_index.html

【LIVE】
LIFESTYLE
BACK DROPS
BLOODY
SOUTH SIDE DUB HOUSE
RECIFE HOUSE BAND
(olo)

【DJ】
UWASHIGE
good 'n' sun
HAEO
NITAN
REJAS
OWL BEATS

【VJ】
humangeographic

【STREET FILM】
filmcola

【bar】
TIMELESS

【FOOD】
CLOVER

【PRAYER】
ZEN

【PHOTO】
ZIPSY

【DECO】
Mountain high candle

【SUPPORTED BY】
aim high
CROP
DOMINO
FLAVOR
FIZZ
GOOD NEIGHBORS
Musica x farcafe
recife
SHANTIHTOWN
YANO CAKE TEN MOKU
WEARCOLA
under's high.
かぐらや
南州館
凡 born

【more info】
http://paradox2paradox.blogspot.com/

6.15.2011

Noise deafness

Noise deafness・・・騒音性難聴

以前この言葉を目にして気になったので少し調べてみた。
言葉の通り騒音とも呼べる音量で音楽等を聴き続けるとかかってしまうようだ。

自分は日常生活からは考えられないような音量で音楽を聴き、ダンスし、お酒を飲む。当然その空間に長時間居る事になる。
ソコにおいて耳が痛くなる様な事も多々ある。

そしてそんな時は確実と言っていいほど家に帰ってから耳鳴りがする。

聴力は、失われたら、二度と戻らないらしく、耳鳴りは騒音性難聴につながる深刻な症状みたいだ。
一日経てば回復し、聴力が回復するがそれを繰り返すと損傷は永久なものとなる、と世界保健機構【WHO】も言っているとの事だ。

クラブに限らずヘッドフォンでかなりの爆音で聴いているヒトを見かけるが急激に普及した携帯音楽プレイヤーでおそらく圧縮音源(MP3)で聴いている事だろう。

それはとても怖い事だと思う。
気のせいなのかもしれないが普段アナログで音楽を聴いているためなのかMP3音源を聴き続けると耳が疲れるというかとても長時間聴く事を負担に感じることがある。

そのうちMP3等のデジタル音源との比較が出来ないほど鈍感になっていく恐怖。

これからの時代自分よりも若い世代やここ数年でDJを開始したヒトは殆どと言っていいほどデジタル音源を追いかけている様に感じるがこの世代がMP3とアナログとの違いに気付かない様になってしまわないようになって欲しいものだ。

デジタルはなるべくならWAVやaiffで聞き、耳に負担のかかる環境からは耳を守りたいと思う。


*Kool & The Gang - Summer Madness


*Quincy Jones Summer in the City


*Pieces of a Dream - Warm Weather


*Art Of Noise - Moments in love


Summer is coming soon...

6.11.2011

Dear quiet on a rainy night...

*Taste Of Bitter Love - Gladys Knight & The Pips


*Quincy Jones feat. Patti Austin - Betcha' Wouldn't Hurt Me


That was an important day it is raining....

6.09.2011

today's recommend track



*Cargo-It's Your Love- Instrumental Version Of Holding On For Love

ちょうど良いBPM、印象的なフレーズ、軽快なピアノ、咽び泣くサックス、踊る木琴、そしてコーラス、、、
都会的で美しくとにかく素晴らしい。
A面も好きですがやっぱりB面のこのバージョン!もはや別の曲ですが。

大好きな曲です。

6.06.2011

All These Things

*Kuniyuki - All These Things (Joe Claussell Remix)






Great songs talking to the soul.

6.02.2011

MAD TEA PARTY



- The good life Production Presents -
2nd & 4th Friday Of Every Month

▲ MAD TEA PARTY ▲
2011.06.10(Fri)&06.24(Fri) at.DUCKBILL
Open 21:00 Fee.2,000(With 1 Drink)

Music By
MAD PLAYERS
M@RU
DJ NITAN
KSK
&
2nd friday
YASS
SMB

4th friday
MINED
NAO

昨年開催の"MAD TEA PARTY" vol.6 Guest YATT(LINDATUNE)の際にサポートとしてお誘いいただいたのがきっかけです。

このMAD TEA PARTYですがエレクトロをキーワードにジャンルレスで最先端から古き良き偉大なアーティスト達の楽曲までダンスミュージックを提供し、ダンスできて、お酒飲んで、オシャレなお客様が集まる、そんな一晩を届けて来たパーティーです。

今年の4月からレギュラー化し、月2回の第2、4金曜日に開催となり、光栄な事にそんな場所へ若干毛色の違う僕が6月から新たに加わります。

普段とは少し違ったプレイとなると思いますので楽しみです!

とにかく現場でお会いしましょう。

MAD TEA PARTYのクルーによるBLOGも先日スタートしました!
こちらも是非チェックしてみてください。

MAD TEA PARTY'S BLOG


本日の1曲